最近、手頃な価格のフライトを見つけることは、戦いの半分に過ぎません。
SkyscannerやGoogle Flightsなどを使い手頃な価格のフライトを探すことが簡単になっています。
しかし、航空券単体の価格が安くとも、手荷物料金を考慮に入れなければ、結局は高くついてしまうこともあります。
そこで、飛行機での旅費を節約したい皆さんのために、手荷物料金を節約するためのヒントをご紹介します。
手荷物料金込みの航空会社を選ぶこと
ピーチ、ジェットスター、スプリングジャパンなどのLCCは運賃自体は安いかもしれませんが、運賃の中に預ける手荷物が含まれておらず、全て別料金となっています。
それに対し、JALやANAなどの大手航空会社、そしてスカイマーク、ソラシドエア、エアドゥ、スターフライヤーなどの新規航空会社(MCC)では20kgまでの預ける手荷物が含まれています。
そもそもの選ぶ航空会社で手荷物料金を抑えることもポイントなのです。
「真ん中」運賃で購入すること
ここからは主に格安航空会社(LCC)のサービスに絞って説明していきます。
一般的にLCCでは運賃が複数種類用意されておりその中間運賃(ピーチの場合バリューピーチ、ジェットスターの場合プラス、スプリングジャパンの場合プラスなど)を選ぶことで預ける手荷物や座席指定の料金が含まれた運賃となります。
これらの運賃は別々にオプションを購入する場合よりも安かったり、払い戻しが柔軟だったりと数多くのメリットがあります。
荷物を軽くする
そこで荷物を軽くするために荷物の中身をもう一度考え直すことをお勧めします。
例えば着替えひとつとっても、ほとんどのホテルにはコインランドリーがあるので、滞在中にコインランドリーを活用する方が手荷物の追加料金よりも安く済んだりします。
飲み物、傘、モバイルバッテリーなどのどこでも手に入る品物は現地調達してしまうのも一つの手です。
なるべく身に着ける
LCCで重量計測される際は、手荷物の重量だけが計られることがほとんどで、ジャケット類などの身につけているものの重量は特に調べられません。
そのため、重めの財布やスマートフォン、モバイルバッテリーなどをポケットの中に忍ばせるだけでかなりの重量削減になります。
スーツケース(キャリーバッグ)は持ち込まない
手荷物料金を避けるには、手荷物を預けないことが一番です。ほとんどのLCCでは、7kg機内持ち込み手荷物1個と財布やノートパソコンなどの身の回り品1個を無料で持ち込むことができます。
実はスーツケースは機内持ち込み可能なサイズでも、単体で3~4kgほどあることが多く持ち込める重量の半分ほどをスーツケース自体の重さで使い果たしてしまうのです。
そのため荷物を預けず旅行する場合はスーツケースよりも、ボストンバッグやバックパック、リュックサックなどの方が良いのです。