「年収300万円でも、子連れで海外旅行ってムリじゃない?」
そう思って諦めていませんか?
実は、家計の整え方と旅行の設計次第で、年収300万円の家庭でも年に1回の海外旅行はじゅうぶん実現可能なんです。
この記事では、FPの視点から「年収300万円で子連れ海外旅行を叶えるための毎月のやりくり術」を、わかりやすく紹介します!

FPのひとこと
「海外旅行は贅沢」ではなく、「目標があるからこそ貯められる」。
家計のメリハリをつけることで夢はぐっと現実的になります。
家計のメリハリをつけることで夢はぐっと現実的になります。
まずは年間旅行予算を決めよう
年収300万円のご家庭の場合、1回あたりの旅行予算は15〜25万円が現実的な目安です(家族3〜4人・アジア圏)。
✅ モデルケース:韓国 or 台湾・3泊4日(大人2+子1)
- 航空券:6万円(LCC+早割)
- 宿泊:3万円(ゲストハウスまたは中級ホテル)
- 食費・交通費:3万円
- お土産・レジャー費:2万円
- 合計:14〜15万円
毎月のやりくりで「旅行積立」を習慣化
✅ ステップ1|月12,000円を“旅行貯金”に
- 12,000円 × 12ヶ月 = 年間144,000円
- 特別費としてボーナスから+αがあればベスト
✅ ステップ2|生活費は「逆算式」で調整
旅行積立を先取り → 残りでやりくり
費目 | 目安(4人家族/月) |
---|---|
家賃 | 60,000円 |
食費 | 35,000円 |
水道光熱 | 15,000円 |
通信費 | 10,000円 |
保育・教育 | 15,000円 |
日用品・雑費 | 8,000円 |
レジャー・交際費 | 10,000円 |
旅行積立 | 12,000円 |
合計 | 165,000円 |
※年間手取り約240万円と仮定した月20万円以内でのシミュレーション

FPのひとこと
「先に旅行予算を引く」ことで、
日常の支出に自然とメリハリがつくようになります。これは実は節約の近道です。
日常の支出に自然とメリハリがつくようになります。これは実は節約の近道です。
節約+楽しみも両立できる実践アイデア
- 子連れ旅行は“体験型”中心に(無料の公園・市場・文化施設など)
- LCCのセールを活用(半年以上前の予約で2〜3万円お得に)
- ふるさと納税の返礼品で日用品費を軽減
- マイルやポイントを併用して宿泊費をカバー
Q&A|よくある疑問にお答えします
Q:旅行のために貯金を減らしていいの?
A:生活防衛費(最低3ヶ月分)を確保したうえでなら、旅行積立を設けるのはOKです。
Q:旅行資金ってボーナス頼りでも大丈夫?
A:ボーナスは不確実なので、基本は“毎月積立+ボーナスで調整”が安心です。
まとめ|限られた収入でも「旅行資金」はつくれる
- 年1回・15万円以内の旅行なら、月1万円の積立でOK
- 旅行を“目的化”することで節約も続きやすくなる
- マイル・ポイント・早割などを賢く活用しよう
「夢がある家計管理」は、家族のワクワクと貯金を両立させてくれます!
まずは旅行の予算をざっくり決めて、カレンダーに日付を入れてみましょう。