「LCCと高速バス、どっちが安くて便利?」
東京から地方へ行くとき、候補に上がるのがLCC(格安航空)と高速バス。
どちらも安いですが、「家族4人」「カップル旅行」「1人旅」など、人数や旅のスタイルによってコスパが大きく変わります。
この記事では、FPの視点で東京発着の代表ルート(関西・九州)を使った費用シミュレーションをまとめ、LCCとバスの違いを一目で比較できるようにしました!

FPのひとこと
    「片道〇円だけ見て決める」のはNG!
総額+時間+体力の3要素で比べると、自分に合った移動手段が見えてきます。
総額+時間+体力の3要素で比べると、自分に合った移動手段が見えてきます。
比較前提:東京⇔関西・九州ルートのLCCとバス
🛫 LCC(例:東京(成田) ⇔ 大阪・福岡)
- Peach、ジェットスターなど
 - 最安片道:3,000〜7,000円
 - 別途:手荷物・座席指定・支払手数料・空港までの交通費
 
🚌 高速バス(例:バスタ新宿 ⇔ 大阪・博多)
- WILLER EXPRESS、さくら観光など
 - 最安片道:3,000〜6,000円
 - 夜行便多数、寝台グレードにより価格変動
 
【シミュレーション①】ソロ旅の場合(1人分)
| 項目 | LCC(関西) | 高速バス(関西) | 
|---|---|---|
| 運賃 | 4,000円 | 4,500円 | 
| 荷物・手数料 | 1,000円 | 0円 | 
| 空港アクセス | 1,200円 | 0円(新宿発着) | 
| 合計 | 6,200円 | 4,500円 | 
ソロなら高速バスの方がトータル安く、駅近で移動もラク。
【シミュレーション②】カップル旅(2人分)
| 項目 | LCC(福岡) | 高速バス(福岡) | 
|---|---|---|
| 運賃 | 14,000円(7,000円×2) | 13,000円(6,500円×2) | 
| 荷物・手数料 | 2,000円 | 0円 | 
| 空港アクセス | 2,400円 | 0円 | 
| 合計 | 18,400円 | 13,000円 | 
カップルも高速バスの方が安いが、LCCはフライト時間が短く快適。
【シミュレーション③】ファミリー(大人2+小学生2)
| 項目 | LCC(大阪) | 高速バス(大阪) | 
|---|---|---|
| 運賃 | 14,000円(大人)+12,000円(子供) | 13,000円(大人)+11,000円(子供) | 
| 荷物・手数料 | 3,000円 | 0円 | 
| 空港アクセス | 4,800円 | 0円 | 
| 合計 | 33,800円 | 24,000円 | 
ファミリーは「人数が増える=手数料も倍増」。バスの方が圧倒的に安い。

FPのひとこと
    人数が多いほど「LCCの手数料」が効いてくる。
ファミリーは早割新幹線 or 高速バスの方が総額を抑えやすいです。
ファミリーは早割新幹線 or 高速バスの方が総額を抑えやすいです。
所要時間と快適性の差も考慮しよう
- LCC(関西):飛行時間1時間+移動+待機=計4時間前後
 - 高速バス(関西):深夜出発→早朝到着(8〜9時間)
 
時間短縮を重視するならLCC、費用重視ならバスという選び方がおすすめです。
まとめ|人数×距離×快適性で最適な選択を
- ソロ・カップルはLCCもバスも条件次第で差は小さい
 - ファミリーは「手数料の積み上がり」に注意
 - 時間を優先するならLCC、予算重視ならバス
 
次回の移動は、「最安運賃」ではなく「総額と快適性」を基準にしてみましょう!

  
  
  
  
