旅行を先に予約すると貯金できる?逆算家計術の実践手順

家計と旅のライフプラン

「旅行を先に決めると、むしろお金が貯まる?」

「お金に余裕ができたら旅行しよう」では、いつまで経っても行けないかも…。

実はFPとしておすすめしたいのが、「先に旅行を予約する」→「そこから逆算してお金を整える」という家計術です。

この記事では、旅行好きな人こそ試したい「逆算家計術」の考え方と実践手順を、初心者でもすぐ実践できる形でご紹介します!

FPのひとこと
FPのひとこと

「旅行=ごほうび」ではなく「旅行=節約スイッチ」にすると、意外とお金も貯まるようになります。

逆算家計術とは?

逆算家計術とは、目標の支出(この場合は旅行費用)を先に決めて、そこから家計を逆算する管理法のことです。

従来の考え方(順算家計)

「毎月〇円余ったら貯金→余裕が出たら旅行」

逆算家計の考え方

「半年後に旅行で10万円使う→毎月17,000円ずつ確保する→生活費はその残りでやりくり」

つまり、目標に合わせて“今の家計”を調整するので、先延ばしにならずに実行力が高まるのが特長です。

実践ステップ|旅行を先に予約して家計に組み込む方法

① 旅行の日付と大まかな予算を決める

  • 例:7月末に沖縄旅行/予算 100,000円
  • 費目:航空券・宿泊・食費・交通費・おみやげ など

② その旅行を「固定出費」として毎月分割する

  • あと5ヶ月 → 月2万円ずつ積立
  • 旅行貯金専用の口座 or 封筒で管理

③ “旅行貯金ありき”で生活費の予算を見直す

  • 固定費の見直し(サブスク・通信費など)
  • 食費・交際費の「削りすぎない節約」

④ 実際に予約して「やる気スイッチ」を入れる

  • 早割やパック予約でコストも抑えやすい
  • キャンセル無料プランなら安心感もUP
FPのひとこと
FPのひとこと

「〇月に旅行に行く」と先に決めると、
それが節約のモチベーションに変わります。目的がある節約は続きやすい!

旅行の予算テンプレート例(2泊3日 国内旅行)

費目 目安金額
航空券 30,000円
ホテル 20,000円
食費 10,000円
交通費(現地) 5,000円
おみやげ・雑費 5,000円
合計 70,000円

※人数やエリアに応じて調整を。FP推奨は“プラス1万円”を安全予備費として確保。

Q&A|旅行と家計管理に関するよくある質問

Q:旅行費って「浪費」にならないですか?

A:旅行は「消費」ですが、体験・リフレッシュ・学びへの投資とも言えます。無理のない範囲であればOK!

Q:クレカで予約すると分割になって安心?

A:分割払いは金利に注意!
予約は一括/支払いは積立という考え方がおすすめです。

まとめ|「旅行を先に決める」だけで、お金の流れが整う

  • 旅行を「先に決める」ことで逆算思考が身につく
  • 毎月の予算に旅行貯金を“組み込む”のがポイント
  • 早割+節約モチベUPで結果的に支出も引き締まる

次の旅行、まずは日程をカレンダーに書き込むところから始めてみましょう!

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