「海外で暮らしながら働く」って、いくらかかる?
コロナ禍を経て、「ノマドワーカー」や「ワーケーション」という言葉もすっかり定着しましたよね。
場所に縛られず働くスタイルに憧れる一方で、気になるのが“生活コスト”。
この記事では、FP目線で選んだデジタルノマドに人気の国5つと、月額生活費モデルケースをまとめて紹介します。
これから海外ノマドを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください!
選定基準:どんな国が“ノマド向き”?
- ネット環境が安定している
- 生活コストが比較的安い
- ビザ or 滞在制度が柔軟
- ノマド仲間が多く、情報が得やすい

FPのひとこと
「ノマドしやすい=節約しやすい」ではありません。
実際の物価や滞在ルールまでチェックしておきましょう。
実際の物価や滞在ルールまでチェックしておきましょう。
デジタルノマドに人気の国5選&モデル生活費
① タイ(チェンマイ)
- 月額生活費:約7〜10万円
- 家賃:1.5〜3万円(家具・Wi-Fi付き)
- 食費:1〜2万円(屋台・ローカルレストラン中心)
- ビザ:観光ビザで60日滞在 → 延長可能
ノマドの聖地として有名。物価が安く、コワーキングスペースも充実。
② ポルトガル(リスボン)
- 月額生活費:約15〜20万円
- 家賃:6〜9万円(シェアハウス〜アパート)
- 食費:3〜4万円
- ビザ:デジタルノマドビザ制度あり(最長1年)
ヨーロッパ内では比較的物価が安く、温暖な気候&安全な都市環境も魅力。
③ メキシコ(メキシコシティ/プラヤ・デル・カルメン)
- 月額生活費:約10〜13万円
- 家賃:3〜5万円
- 食費:2〜3万円
- ビザ:観光ビザで最大180日滞在可能
中南米ノマドに人気急上昇中。英語も通じやすく、欧米との時差も良好。
④ ジョージア(トビリシ)
- 月額生活費:約7〜9万円
- 家賃:2〜3万円(中心部ワンルーム)
- 食費:1〜2万円
- ビザ:日本人は最長1年間ビザ不要
“ノマド天国”として知られ、物価の安さと滞在のしやすさが強み。
⑤ バリ島(インドネシア)
- 月額生活費:約9〜12万円
- 家賃:2.5〜5万円(プール付きヴィラもあり)
- 食費:2〜3万円
- ビザ:60日観光ビザ → 延長や有料ノマドビザ制度あり
自然も楽しめる“働ける楽園”。カフェ・ワークスペースが非常に多く、日本人ノマドも多め。

FPのひとこと
現地物価は円安の影響も受けやすいので、リアルタイムで確認を。
楽天モバイルやahamoを使えば、SIM契約不要で通信費も抑えられます。
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よくあるQ&A
Q:保険はどうすればいい?
A:長期ノマドなら海外旅行保険つきクレジットカードか、別途加入が安心です。
Q:支払い方法は?現金?カード?
A:ほとんどの都市でキャッシュレスOK。
WiseやRevolutなどの海外プリペイドカードがあると便利です。
まとめ|「月いくらあれば海外ノマドできるか?」の目安
- 東南アジア・ジョージアなどは月7〜10万円で暮らせる
- ヨーロッパはやや高め(月15万円前後)だが、快適
- ノマド仲間が多い都市を選ぶと安心感もUP
「いつかやってみたい」と思ったら、まずは1〜2週間から“お試しノマド”を始めてみましょう!