「どのフリーパスを選べば一番お得?」
日本全国には、JRをはじめ私鉄・観光バスなどが連携するお得なフリーパスが多数存在します。
でも、「種類が多すぎて違いが分からない」「どれが一番コスパがいいの?」と迷う人も多いのではないでしょうか。
この記事では、目的別・タイプ別に使えるフリーパスを厳選比較しながら、FPの視点で“本当に元が取れるパス”の選び方をわかりやすく解説します!

FPのひとこと
フリーパスは「買えば得」ではなく「使い切ってこそ得」。
旅行の移動回数と距離で選びましょう!
旅行の移動回数と距離で選びましょう!
JR系の代表的フリーパス
① JR全国版:ジャパンレールパス(Japan Rail Pass)
- 外国人旅行者限定(在留資格なし)
- 7日・14日・21日券あり
- 新幹線・特急・在来線すべてOK(のぞみ・みずほ除く)
- 価格:7日間 ¥50,000前後
② JR東日本:週末パス/大人の休日倶楽部パス
- 週末パス:関東~信越の在来線2日間乗り放題(約9,000円)
- 大人の休日倶楽部パス:50歳以上限定/特急・新幹線込み
③ JR西日本:関西ワイド・北陸エリアパスなど
- 関西・北陸・中国・山陰などにエリア限定の乗り放題
- 旅行者・訪日外国人向けのプランが豊富
私鉄・地方交通の主なフリーパス
① 関西:スルッとKANSAI 3dayパス
- 京阪・阪急・南海・近鉄・大阪メトロなど私鉄網ほぼ全網羅
- 3日間連続使用OK(5,600円程度)
② 関東:Tokyo Subway Ticket/箱根フリーパス
- Tokyo Subway Ticket(72時間で1,500円):東京メトロ+都営線
- 箱根フリーパス:電車+ロープウェイ+バス+船すべて込み
③ 北海道:ラベンダーフリーパス/HOKKAIDO LOVE!パス
- JR北海道の在来線と特急が一定エリア内で乗り放題
- 夏限定・観光客向けに高コスパ

FPのひとこと
地方エリアは“連携型パス”が強い!
電車+バス+観光施設のセットで元が取りやすいのが特徴です。
電車+バス+観光施設のセットで元が取りやすいのが特徴です。
観光・バス・施設連携タイプ
① 富士五湖エリア:富士山・富士急パス
- 富士急行線+周辺バス+施設割引込み
- 1日券〜2日券あり(3,000円台〜)
② 金沢・能登:北鉄フリーきっぷ
- 北鉄バス・鉄道が1日乗り放題(1,000円程度)
- 兼六園・ひがし茶屋街・金沢駅など網羅
③ 長野:善光寺・松本・上高地連携パス
- 電車+特急+路線バス・観光バスを網羅
- 1枚で「登山+温泉+観光地」が巡れる
フリーパスを“元が取れる”基準で選ぶコツ
- 3回以上乗るならパスの方が安くなる可能性大
- 移動距離×運賃合計と比較して判断
- 観光施設の割引特典も見逃さない

FPのひとこと
パス価格÷利用回数=1回あたりの運賃単価に注目。
乗る回数が多いなら、事前購入でほぼ確実に得できます。
乗る回数が多いなら、事前購入でほぼ確実に得できます。
まとめ|フリーパスは「旅の設計図」として活用しよう
- JR系は広範囲に便利/私鉄系は都市観光に強い
- 地方は「電車+バス+施設」連携パスがコスパ◎
- 旅の目的・滞在日数・訪問地を先に決めて選ぶのがコツ
次回の旅行計画には、フリーパスを“交通費+行動範囲”の最適化ツールとして活用してみてください!